大切な人を支えてきた、その時間に敬意を込めて
移植医療は、ご家族にとっても大きな決断と負担を伴うものです。
入院、手術、退院後の生活、服薬、学校や仕事との両立。
そのひとつひとつを乗り越えてきた皆さまの歩みに、深い敬意があります。
成長とともに、見えにくくなる“本音”があります
成長とともに生まれる“今を生きる感覚”と“将来を守る感覚”
子どもが大きくなるほど、親には届きにくい気持ちが生まれます
思春期・若年成人期に入ると、
AYA たちは「自分で決めたい」「自分で生きたい」という気持ちが強くなります。
その一方で、
- 薬を飲むことへの抵抗
- 周囲との違いへの戸惑い
- 「なんで自分だけ?」という思い
- 親には言いにくい本音
こうした気持ちが生まれます。
強い言葉を口にすることがあっても、
それは “わかってほしい” の裏返し であることが多いのです。
ご家族もまた、孤独を抱えることがあります
「どう支えればいいのか分からない」そんな瞬間が訪れます
- 反抗期のような態度
- 服薬への抵抗
- 将来への不安
- 医療との距離感
- 自立をめぐる葛藤
どれも、ご家族にとっては悩ましいものです。
「私の支え方は間違っていたのだろうか」
「もっとできることがあったのでは」
そんなふうに自分を責めてしまう方もいます。
でも、
ご家族が悪いわけではありません。
誰にとっても難しい時期なのです。
AYATOMO Plus は、ご家族の“もうひとつの味方”でありたい
医療でも家族でもない、第三の安心できる場所
AYA たちは、
医療者にも家族にも言いにくいことを抱えることがあります。
その“間”を埋めるのが、
同じ経験を持つ仲間の存在 です。
AYATOMO Plus は、
AYA たちが安心してつながり、語り合える場所をつくっています。
AYA の声は、ご家族の安心にもつながります
「自分だけじゃなかったんだ」と思えることが、前に進む力になる
同じ経験を持つ仲間と出会うことで、
AYA たちは少しずつ自分の気持ちを整理し、
自分のペースで前に進めるようになります。
その変化は、
ご家族にとっても大きな安心につながります。
ご家族にお願いしたいのは、ただひとつ
「あなたのペースで関わってください」
無理に話さなくていい。
無理に支え方を変えなくていい。
無理に前向きにならなくていい。
ご家族の気持ちもまた、
そのままで大切にされるべきものです。
AYATOMO Plus は、
ご家族の“正解探し”を求める場所ではありません。
最後に
移植を経験した AYA たちの歩みは、
ご家族の支えがあってこそ続いてきました。
AYATOMO Plus は、
その歩みを、医療の外側からそっと支える存在でありたいと考えています。
ご家族の皆さまが、
少しでも安心して日々を過ごせますように。

